岡本グループ2023年3月期連結決算概要
レッグウェア製造卸販売・岡本株式会社(本社:大阪市西区・本店:奈良県広陵町)は、2023年3月期(2022年4月~2023年3月)の岡本グループ連結決算概要について、以下の通りお知らせいたします。
1.2023年3月期決算報告(連結)
売上高 431億円 ( 前期比 114% )
経常利益 14億円 ( 前期比 296% )
日本経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和され経済活動正常化の動きが見られたものの、ロシアによるウクライナ情勢悪化の長期化等により資源・エネルギー価格の上昇に拍車がかかったことや、米国FRBの利上げ加速に伴う日米金利差の拡大等による急激な円安の進行、中国のゼロコロナ政策による都市封鎖等の影響からサプライチェーンが混乱するなど、先行き不透明な状況が続きました。
繊維業界においては、物価上昇、実質賃金の低下から消費マインドの改善には至らず、依然厳しい環境が続いております。
このような状況の中で、当期は、マーケティング主導型企業への転換を加速すべく、経営方針「ブランド価値経営への転換 ~重点集中による収益改善~」に取り組んで参りました。自社ブランド商品の「ココピタ」「靴下サプリ まるでこたつ」を中心に、顧客起点の売り場改革、全国的なプロモーション展開を図り、高付加価値ブランドの確立と浸透を図りました。また、岡本グループとして総合力を活かし、ブランド確立に向けた生活者起点の商品開発力の強化とマーケティングの強化、カテゴリーおよび流通でのトップシェア獲得へ向けた営業活動を推進しました。その結果、当期は、連結売上高431億円(前期比114%)、経常利益は14億円(前期比296%)で増収増益となりました。
※億円未満は四捨五入で表示しております。
2.2024年3月期の経営施策について
2024年3月期は、「消費の二極化」が進む市場において、生活者から必要とされる商品を提供することで新たな市場を創造し、業界の総資産を大きく拡大させていく事が当社の使命と考えております。これらの実現に向け、経営方針を「ブランド価値経営の基盤づくり ~顧客起点でバリューアップ~」として取り組んで参ります。
本リリースのダウンロードはこちらから