編み機の開発 +
靴下サプリ開発ストーリー
SSCM(シングルステッチコントロールマシーン)
ひと目、ひと目の編み目を調整できる画期的な編み機
今までの編み機は1周回るまで、編み目の大きさを変更できず、段階的な編み目の調整しかできませんでした。
岡本株式会社が開発したSSCM(シングルステッチコントロールマシーン)は、ひと目、ひと目の大きさを自在に変更することが可能です。この機能により、様々な着圧設計や細かな柄を実現することが可能になりました。
マルチパイル編み機
パイルの高低を任意に調整可能な汎用性の高い編機
マルチパイル(多段階高低パイル)とは、1つの生地の中で①高いパイル ②低いパイル
③パイルなしを任意の位置に入れることができる機械です。
任意にパイルの高さを変えることができるので、生地にデザイン性、クッション性、通気性などを持たせることができます。
デザインパイルとメッシュを組み合わせ、凹凸構造のベンチレーションラインを作成することによって空気の流路を確保。歩行による換気効果を促し、ムレを軽減することができます。また、足の動きに適した高さのパイル編みを足底に配置し、無駄の無い適度な厚みで運動時の足もとを快適にサポートします。
靴下サプリ開発ストーリー
一般医療機器製造の知識と技術力を生かし
日々の健康と美しさを足もとから支える
女性の美しさや健康を応援する靴下シリーズ「靴下サプリ」は、「足もとから、ちょっといいこと」をコンセプトに、足の悩みに寄り添った機能性レッグウェアブランドとして、2015年に販売を開始しました。
開発のきっかけとなったのは、足の悩みを調査した結果「むくみ」「冷え」「疲れ」「ニオイ」など、さまざまな悩みを抱えている人がたくさんいたことでした。足の悩みに寄り添い、靴下で少しでも解消できたらという想いから、一般医療機器製造で培ってきた知識や技術を生かし、足もとからカラダにいいことを考えるシリーズをつくろうとスタートしました。
最初に注目したのが、第2の心臓とも呼ばれている「ふくらはぎ」でした。R&D部門では、ふくらはぎの機能をサポートして血の巡りを良くするために、ひと目ひと目編み目の大きさを自在に変更して編むことができる専用の編み機を開発。つちふまず、足首、ふくらはぎを絶妙なバランスで締め付けるうずまき状の「スパイラル着圧※」を生み出しました。
「日常生活の中で足もとを整えることにより、ココロとカラダを健康で美しい状態に導きたい」。その想いを叶えた機能性レッグウェアブランド「靴下サプリ」は、つま先からふくらはぎ、脚全体をケアするアイテムをシリーズで展開するまでになりました。
※特許第5721972号