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岡本グループ2024年3月期連結決算概要

レッグウェア製造卸販売・岡本株式会社(本社:大阪市西区・本店:奈良県広陵町)は、2024年3月期(2023年4月~2024年3月)の岡本グループ連結決算概要について、以下の通りお知らせいたします。

1.2024年3月期決算報告(連結)

売上高  482億円 ( 前期比 112% )

経常利益 34億円 ( 前期比 234% )

 

日本経済は、新型コロナウイルス感染症の5類への移行に伴い、経済活動の正常化が徐々に進んだものの、米国FRBの利上げに伴う日米金利差の拡大等による更なる円安の進行、資源・エネルギー価格上昇の継続、ロシア・ウクライナ情勢、中東情勢の緊迫化等、先行き不透明な状況が続きました。
繊維業界においては、物価上昇、実質賃金の低下から消費マインドの改善には至らず、依然厳しい環境が続いております。
このような状況の中で、当期は、顧客起点での新市場創造により、業界の総資産を拡大させることを使命とし、経営方針「ブランド価値経営の基盤づくり ~顧客起点でバリューアップ~」に取り組んで参りました。自社ブランド商品の「ココピタ」「靴下サプリ まるでこたつ」を中心に、生産・調達基盤の強化、顧客起点の売り場改革、全国的なプロモーション活動により、高付加価値ブランドの確立と浸透を図りました。また、岡本グループとして総合力を活かし、ブランド確立に向けた顧客起点の商品開発力の強化とマーケティングの強化、流通との取り組み強化に向けた営業活動を推進しました。海外グループ会社において、円安の進行による為替換算影響もあり、米国事業の売上高及び利益の押し上げ、また、自社工場の生産性向上がグループ業績を牽引いたしました。その結果、当期は、連結売上高482億円(前期比112%)、経常利益は34億円(前期比234%)で増収増益となりました。

※億円未満は四捨五入で表示しております。

2.2025年3月期の経営施策について

依然として「消費の二極化」が進む市場において、生活者から選ばれる企業を目指し、創業100周年となる2033年に向けた長期ビジョンを「靴下を進化させ、顧客感動を生み出す企業となる」と策定しました。バリューチェーン、サプライチェーンにおける課題解決のために、意識改革・行動改革・仕組み改革を進め、計画初年度となる2025年3月期は、経営方針を「ブランド価値経営による新たなる成長~顧客起点での挑戦と学習を繰り返す~」として、顧客起点に立ち需要を創造することで、業界総資産の拡大に努めて参ります。

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